2007.06.21 released by spekk



Opitope "Hau"



 オピトープは、スペックのSmall Melodiesコンピでも一際反響の多きかったダテ・トモヨシと米KRANKYからリリースする畠山地平によるユニットで、本作が既に完成度抜群のファースト。

 季節の移り変わりと、北から南への旅をイメージして作られたという今作は、楽曲事に視覚的イメージを浮き上がらせつつも、全体を通してまるで一本の映画のようなストーリー展開で奇跡的なクライマックスへと一気に聞かせます。 アルバムの前半はヴィブラフォンの音色を中心に、 ピアノの楽曲を挟み、後半はギターの音色を中心に構成されおり、それらの生楽器を丁寧にプロセッシングして作られた音色を元にデリケートに構築した世界は、まるで音の粒子の全てが同時に唄っているような美さ。 この手のデジタル・ミニマリズムでは稀な壮大感でさえ獲得しています。電子音響ファンはもとより、全ての音楽ファンに捧げる決定的な1枚!
なおタイトルのHAUはニュージランドの先住民の概念で、贈り物に付いている霊的な力をさしており、CDという大量生産物にもHAUが乗り移ってほしいという願いから付けられました。

Track List:(全9曲)
  01. a white cloth falling from the snow branches
02. trees reflecting on the surface of the lake
  03. a goat's horn
04. a far room
  05. a quiet morning arriving to the valley
  06. bird standing on the fall
  07. coral sand's backside
  08. mist on the sea
  09. a place under the paired sal tree




drawing by YusukeDate